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東京エロス千夜一夜のshibamikeのネタバレレビュー・内容・結末

東京エロス千夜一夜(1979年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

もっとぶっ飛んだ内容を期待していたが、自分の思うほど無茶苦茶じゃなかった。

童貞浪人生の欲求不満が引き起こすドタバタ。
まさしく千一夜だし、人間塞翁が馬の故事も思い出した。

商事会社を乗っ取り、女性社員のハンティングをディスコ?でするときにフロアに流れる「大東京~♪エロス~♪」の音楽がカッコよかった。
おっぱい丸出しパンティ一枚で女性が勤務するという光景はソフトオンデマンドのアダルトビデオで見たことあるぞ感があり、まさしく時代の先取り。というかモテない男の欲望爆発という感じ。

志麻いづみの妖艶さにビビる。メッチャ美人じゃん。

夢落ち、とわかって見ていると何もかも許せる不思議。小判が湧き出ても、外国人が唐突に登場しても、金玉ちょん切られても。

夢からさめた主人公が想いを寄せる女性に愛の告白。一途な気持ちが女性の胸を射ち、2人は結ばれる。「これは夢ではないが、映画だな」と冷めた自分。
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