上海十月

快楽昇天風呂の上海十月のレビュー・感想・評価

快楽昇天風呂(1979年製作の映画)
2.8
高速道路の利権をめぐる地元の有力者が自分たちの愛人を使って測量士を籠絡させて自分の利権にしようとする艶笑劇。その測量士は、実は詐欺師だった。藤浦作品は、地方に行ってドタバタ劇を作る傾向が多い。海女ものしかり。林ゆたかが適度なハンサムなので、妙に観てられる。話もテレビドラマにポルノシーンがある感じで極めて普通。日向明子、三崎奈美、小川亜佐美と当時の綺麗どころと麻吹淳子(新人)と豪華そして立川談志と鈴々舎馬風を藤浦の父の威光を使って出演させている。その辺の事情は、「日活不良監督列伝 だんびら一代記」(映画秘宝)に詳しい。当時、助監督によくついた山口友三さんからは、だんびら(日本刀)振り回した話は聞いたことはないなぁと因みに直接聞きました。
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