「過去作品・再観賞」
太平洋戦争末期、2度と帰れないと知りながら、日本軍最後の秘密兵器、人間魚雷「回天」に乗り込むことになった1人の男の生き様を通して、人間の尊厳を描く戦争ドラマ。
主演は映画初出演…
そもそも閉所恐怖症の私にはあの空間がたまらん怖かった。
出口がないのだけでも怖いのに、それが海の中なんて。
しかもスイサイド・アタック…。
どうしたって受け入れられないことだけど、この時代に男…
海老蔵だから時代と合ってないように見えるという批判をよく見るけど、僕はそう思わない。
回天を描いた作品では傑作だと思う。同じように回天を描いた作品にはドラマの『僕たちの戦争』があるが、こっちの方が…
文字通り出口の無い映画だ。
山田洋次の脚本だから観たが、ショボいCGと安っぽい演技に内心辟易した。
ただ、第二次世界大戦映画であまり描かれない、人間魚雷・回天の存在を再確認できたのは、この映画の…
山田洋次脚本の潜水艦特攻隊もの。
回天まわりの考証をもう一度やり直してるのが効果的で、回天を題材にした数多いタイトルのなかでも、リアリティという点ではかなりのもの。
学徒動員、戦時中のスポーツ選手た…
淡々としてるところがいい。オチの空虚さもなかなかすき。ヒーロー不在の、感動に全振りしてないところがよかった。
戦争ってそんなかっこいいもんじゃないだろうっていう。
もう少し出口のなさというか閉塞感が…
公開当時に鑑賞。人間魚雷「回天」の乗組員の話。たった75年前にこんな事が現実にあったのかと思うと恐ろしい。海老蔵の演技がちょっとオーバーだけど周りの豪華な役者陣が上手くカバーしている。
メインテーマ…
このレビューはネタバレを含みます
免責されていた大学生たちも駆り出された学徒動員。
回天の搭乗員になるべく集められた若者たちは「死ぬための訓練」に励む。
「死ぬための訓練」と言えるのは、回天での出撃は死に直結しているから。
目標艦…
“出口のない海”というタイトルがまず秀逸。
この作品で海老蔵さんの演技初めて観て、うまいんだ…ってホッとした記憶。
丁寧に演じてる感じが伝わった。
この映画を観た数年後に回天を実際に見たんだけど、…