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六本木の夜 愛して愛してのakourustのレビュー・感想・評価

六本木の夜 愛して愛して(1963年製作の映画)
3.4
六本木で出会った男女が若さゆえに繰り広げるラブ&サスペンス。
21歳の男はモラトリアム症候群により神経衰弱に、16歳の女は親に愛してもらえない環境から人間不信に…といった内面的な葛藤が現代っぽいなと思いつつも、出会って数日の若者が愛の為に命を捨てるってのはあまりに非現実的すぎて入り込めず。終盤の小道具づかいがベタでよい。
東京タワーが無骨に佇む当時の何もない六本木の風景が印象的だった。
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