映画「風が吹くまま」の撮影現場に日本のクルーが一週間同行したドキュメンタリーみたいなやつ。
イラン人監督に限らずかもしれないけど、キアロスタミは脚本通りの演技を役者に強いず、そのときそのときの自然な振る舞いや言動を大事にしているのがわたしにとっては興味深かった。前にインタビュー記事で「指示していないけど役者が自然に瞬きをしたシーンがあってそれがとてもよかった」みたいな話をしていたのを思い出す。こっちの方がいい映画になるような気がしてくる。適当か!と思うときも多々あるけれど……。「風が吹くまま」の男の子はクルドの子やったのね。よく見るとズボンがクルドのそれ。
まだ監督になる前のジァアファル・パナーヒー(助監督かな?)が映っていて、まだまだイラン映画についてにわかなんやけども「パナーヒー!若い!」と興奮した。