原作未読です。
吉高由里子さんの作品を初めて劇場で観ました。
死に取り憑かれた女性を不気味なほど冷酷に演じていて、背筋が寒くなりそうでした。
自分の過失で人を殺したトラウマを背負って生きる青年(松山ケンイチ)との出会いで、ストーリーは思わぬ展開を見せ始め、衝撃の事実へとたどり着いていく脚本はなかなかのものでした。
ユリゴコロという言葉にもちゃんとした意味がありました。
以前、このような猟奇モノは映画の中だけのものだと思っていましたが、昨今の日本の状況を見るとそうとは言えないようで、本当にゾッとします。
やはり、このような事件はフィクションの世界のみであってもらいたいものです。