日向日向

ユリゴコロの日向日向のレビュー・感想・評価

ユリゴコロ(2017年製作の映画)
3.5
メンヘラには気をつけよう!

首すっ飛んだり、手足もげて血みどろになるのは観れるのに、リアリティのあるリスカとかは見れないの僕だけだろうか?

はい、松坂桃李いい演技しますね。
松坂桃李扮する主人公が父の家で見つけたノートは、吉高由里子演じる母親が殺人鬼だったことを告げるノートだった…といったとこから話は始まる。

現代パートと過去パートを入れ替え入れ替えで進むわけだが、なんというか映像に新しい要素はないので淡々と進む。血液が混ざり合う描写とかリストカットする描写とかが妙に生々しく、結構しんどかった。
こういうのをサイコパスというのだろうか、なんとも吉高由里子の役に感情移入ができなかった。いや、そもそもさせる気がない感じなのか?
それなのになんか最後は普通の人のようなことをさせてしめるのにも若干の違和感を抱いた。
が、総じて観てみた感想を言うとすると結構よくできた映画なのは確かだ。

もしかすると、映画館で観てたならなんとなしに評価が変化したのかもしれない。悔やまれる話だ。
甲乙つけがたいが、しっかり起承転結らしきものはついていたので飽きずに観ることはできた。
日向日向

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