吉高さんの目と、演技がすごい。ドラマとかの可愛い感じも素敵だけど、闇を抱える役も素敵。ノートを読むトーンも好きだった。
松ケンはさすが、好きです。
松坂桃李さんの、だんだん自分のことを知っていく演技も良かった。
幼少期の人形遊びのシーンはぞくっとしたし、ずっと優しさや嬉しさを感じることがなかったっていうのは悲しくなった。
類は友を呼ぶじゃないけど、やっぱり雰囲気とか空気感で同じような人と巡り合うことはあると思う。
ミツコとのシーンは痛々しくて切ない。
洋介の優しさがあたたかくて泣けた。
「あなたは洋介さんの子どもよ」って言うシーンに救いを感じる。
リストカットや、罪滅ぼしのつもりの行動とか、ご飯が食べれなかったり、幸せを感じると罪を思い出したり、眠れなかったり、とても苦しいなぁと思う。
人の命を奪うことではなくても、罪悪感を感じたり苦しみから少し逃げたかったりすることはあるし、
共感はできなかったけど、周りと同じように生きれない感覚とか、生きづらさを感じることは分かる気がした。
生まれてきて、人の命を奪うことが拠り所なんて、本人も周りの人もどうしたらいいんだろう。つらい。
まさにイヤミス、見終わった後ズーンとなった。
