prisky

キングコブラのpriskyのネタバレレビュー・内容・結末

キングコブラ(2016年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

コメディっぽさすら漂う序盤の軽いノリ、義父に性的虐待を受けたトラウマが爆発してハーローがキングコブラを惨殺するシーン、妙に晴れやかに「俺はポルノの世界で生きていくぜ」と息巻くショーン。どういうテンションで見ていいのか、よく分からなかった。クリスチャン・スレーターが絶妙にキモいオッサンだったのは、とてもよかった。

バイパーのふたりの精神不安定さは、突拍子なく異常に見えるけれど、妙にリアルだったと思う。ふたりの家庭の事情を考えると、自己肯定感が得られないからこそ、金と車と、、、形としての絆を求めすぎて、悲しさと怒りが爆発したのだと納得。どうにか救われてほしい。

逆に、ショーンはお灸を据えられるべきだ。
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