kirito

アウトレイジ 最終章のkiritoのレビュー・感想・評価

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)
3.5
【謀略】

忙しかったので、久しぶりに映画館にきた。
約1ヶ月半ぶり。
何を見ようかと迷ったけど、とりあえず好きなシリーズだったこれをチョイスしてみた。

最終章という名に相応しいかはともかくとして、一応物語は完結したようでなにより。

若手が不在。といってもヤクザのボス業界の話なので当然なのだが、年配の層で固めたキャスティングは個性的だったし、なるべき人がなったという印象。

『仁義なき戦い 』を越える任侠映画はまあしばらくは出ないのだろうが、このシリーズは若者も取っつきやすい。
特に1は物語自体が単調なのでわかりやすいのも魅力的だった。

この3作目は騙し合い、腹の探り合いの要素が強く、最後まで展開が読めず、個人的にはかなり満足な出来だった。

『ヤクザと憲法』では近年のヤクザ業界の辛さをみたが、実際このアウトレイジの世界は今の世の中にあるものなのだろうか。

警察とヤクザの関係といいブラックボックスの中は明らかにはならないのだろうが…

2017.10.13
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