終わってしまった、、、、三部作でも一部一部色が違うような印象。今回はソナチネのような。韓国でゆったりするはずだったのが、、やっぱり生を感じて死に近づく大友。ソナチネみたいにゆったりしない、すかさず垂れる釣り糸をぶっ放し浮かぶ太刀魚がとても印象的。
ストーリーは花菱会と東京にいる元山王会と日韓のフィクサー張会長の部下白竜メイン。満を持して日本に帰ってくる大友、北野映画を観てたら分かるけど終わりがみえてくる。全てを悟り現世に未練はない様子。
個人的に今作では仁義なき世で仁義を通す刑事・松重豊と大友・北野武が際立っていた。
監督がもっと若ければヨーロッパに回りドンパチを繰り広げブラザーへと去就する流れも観たかったけど、それでもここでアウトレイジが一旦終わるのも良いと思う。監督は次に何を撮るのだろう、最後は純愛へと行くのかな。
とても楽しみだ。
後何本スクリーンで北野映画を観れるかと考えると悲しいけど期待をこめて待つことにする。
