このレビューはネタバレを含みます
テンポ良い激しい罵り合いと痛覚を刺激するバイオレンスを期待していたので、拍子抜けだった。
病み上がりの西田敏行さんが終始変な間で喋っているだけだった。
頭部破裂を見せるチャンスが二度もあるのに何故見せなかったのか。
今作の拷問シーンは割りとギャグ色が強めだったので、いっそのこと頭部破裂まで見せてギャグに振り切れば良かったのに。
3作とも顔面を責める拷問が多いと感じた。歯医者、カッターによる顔面切りつけ、ドリル、ベースボールマシンなど。
北野監督が考える凄惨なバイオレンスは顔面責めということなのだろうか。
こういうのもある意味作家性かもしれない。