シリーズ最終章
え?これで終わり?
シリーズで一番つまらなかった…
全員暴走は言い過ぎで、暴走しているのは大友だけです。
今回も多数の名優が夢の共演を果たしていますが、新キャラが全員噛ませ役であるというのが一番致命的かなと。
じゃあ、今作まで生き残ってきたキャラクターがさらに魅力的になっているかと言えばそういう訳でもないんですよね。
むしろ逆で、特に塩見さんが小者に成り下がってしまったのは病気や諸々の事情があったのでしょうがないですが、残念で仕方ない。
マル暴とヤクザの複雑な関係を描く事がこのシリーズの面白さの一つだった筈なんですが…
小日向文世が前作でドロップアウトしてしまったので、その後継者となった松重豊のマル暴がどの様にしてヤクザと関わっていくのか結構興味があったんですけど、ここもダメダメでした。
第三勢力として期待したんですけどね。
西田敏行の演技は素晴らしかったです。
でも本当にそれだけですかね……
シリーズの中だと私は一番ビヨンドが好きです。