塚本

アウトレイジ 最終章の塚本のレビュー・感想・評価

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)
2.3
1作目はヒリヒリ・ドキドキ殺しのピタゴラスイッチ、2作目は伸びのある罵倒芸大会….

そして最終章。
はしご酒の末の、しんみりお疲れお開き会。

エロスとタナトスが甘美に絡まり、頽廃の芳しい香りが陽炎のように立ち込める「ソナチネ」という奇跡の傑作から、そのアウトラインだけを絵的に繋ぎ合せたような、やっつけ感。

…ま、これでいいんじゃないですか?
とりあえず大友が、この“アウトレイジ祭り”を〆るための最終章ってことで。。


…北野武の作品を観るという行為は、北野武という人間の心象の推移を辿ることだと思う。
北野武作品を観る、というよりも北野武そのものを観るということだ。

俺はこれからも“北野武”サーガを追い続けていくと思う。
塚本

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