マリリン

アウトレイジ 最終章のマリリンのレビュー・感想・評価

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)
3.5
【さようなら、蓮さん】
「俺が『アウトレイジ』で蓮さん殺しちゃったからなぁ」
大杉漣さんの死去後、情報7daysニュースキャスターで北野武監督が発した本音。
映画と蓮さんの死の因果関係なんてないけれど、北野武監督がそう思ってしまうのも理解できる。あっという間に、蓮さんらしく逝ってしまったからね。どこかに理由を見つけたくなる気持ち。
最終章は、今までの抗争を一掃するかのように大友(ビートたけし)が銃を乱射。『アウトレイジ』らしい遠めからのショットで銃殺シーンを淡々と映す場合もあるけれど、バンバン撃ちまくるシーンも多い。
前作と前々作での「中華料理屋」や「歯医者」など“見せる殺し”も健在。
まぁ、これが見たいというか、この映画のハイライトだもの。どんなアイディアで嬲り殺すか、今回も大満足です。
ピエール瀧の浅はかな感じ、西田敏行の「小指は大切にせなあかん」、大森南朋の安いチンピラ感、日本映画をリードする俳優陣が大集合でお腹いっぱいです。