北野武監督のヤーさん映画第三弾。
前作でキレイにまとまっていたので三作目まであるとは思わなかったが、これでいよいよ完結となる。
前の二作が言葉の応酬も含めバイオレンスたっぷりの刺激的な作品だった。今作はそれらに比べると大人しめな印象を受けました。せっかく日韓フィクサーなる大物が出てきて、そいつと関西ヤー公がどんな攻防を見せてくれるんやろ？とワクワクしたが中途半端に終わったしな。
このシリーズではユニークな処刑法が毎回あって、今回も終盤である人物がその犠牲になります。でも、前の”野球”に比べたら地味すぎますなぁ。ま、その分いまとなってはアレなピエール君が笑わせてくれましたが。
オチも北野映画らしいっちゃあらしいが、三作も続いてそんな終わり方ないやろ～っちゅうくらいショボく思えた。期待しすぎたのかな？個人的には今作はあんましノれませんでした。
ただ出演者のヤクザ演技は今回も見事で、特に西田敏行がホンマに素晴らしい！関西弁もかなり頑張ってくれてます。
