【百人一首に込められたミステリー】73点
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監督:静野孔文
製作国:日本
ジャンル:アニメ
収録時間:112分
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2017年劇場鑑賞38本目。
友人と『帝一の國』を見にいく予定だったのですが、GW最終日ということもあり満席。考えた結果今作を見ることにしました。実はコナンの映画を映画館で見るのは初めてです。過去作は恐らく地上波で見たことがあるのですが、どの作品かわからないためMarkしていません。従って、コナンの映画初Markとなります。コナンの映画はそれだけ見ても面白い。というイメージがあったので心のどこかで安心してましたが、今作も中々面白い作品でありました。舞台が京都なので親近感を覚えました。コナン初心者であるため、多くは語りません（笑）
競技かるたは、去年の『ちはやふる』でやや有名になったと思われます。ルールはあまりわかりませんが、札を取る様はまるでスポーツのよう。反射神経と研ぎ澄まされた集中力が必要と言えます。今作では、その競技かるたの大会やクイーン、そして札に込められたメッセージが重要になってきます。やはりコナンということなので推理は付き物。百人一首という日本の伝統文化を用いて巧みに話を展開していきます。終盤では氷解するように判明していく事実。これがコナンファンにはたまらないのでしょう。真実はいつも一つ。というように、疑いのある人物が何人出てきても最終的には一人に落ち着きます。コナンシリーズはマンネリ化しているようでマンネリ化していない。珍しいシリーズの一つだと言えそうです。
コナンと服部、そして百人一首のクイーンである紅葉とそれに挑む和葉を中心に展開される作品です。他作を見ていたらもっと比較できるのでしょうが、現段階ではそれが不可能であるためこれくらいにしておきます。なお、目暮警部が登場しない初の映画であるようです。これは、大阪と京都が舞台であるためでしょう。GW最終日においてもほぼ満席状態。コナンは日本国民から最も愛されているアニメ映画シリーズの一つと言えそうです。
