あきしげ

PLANET OF THE SHARKS 鮫の惑星のあきしげのレビュー・感想・評価

PLANET OF THE SHARKS 鮫の惑星(2016年製作の映画)
1.0
気をつけろ!ショー博士がしゃべったら聞き流せ!

良かった点。

・堂々とパクったタイトル

悪かった点。

・ショー博士の説明は睡魔を誘う
・期待していたサメ映画じゃない
・冒頭で助かった少女の存在意義
・ヒャッハーな海洋族の無意味さ

本作はタイトルだけでお腹いっぱいです。
アサイラムとアルバトロスの最強タッグ。
これだけで作品の内容が大体予想がつく。

『ウォーターワールド』の世界観にサメが出る。
これで人類とサメと壮絶な戦いを予想しました。
もちろん、アサイラムのレベルで予想しました。

しかし、実際に鑑賞すると斜め上をいく内容。
基本的に予算がないのでロケは沖合じゃない。
そこら辺の湖か海で撮った可能性が高いです。
基本バストショットで色々とごまかしている。
全体像をハッキリと見せないテクニック発揮。

本作最大の睡魔導入剤はショー博士の説明。
ロケットを打ち上げて温暖化を止める理論。
その説明を聞いているだけで意識が遠のく。
実際に鑑賞中に眠ってしまったレベルです。
ショー博士が説明を始めたら話半分で聞く。

冒頭では水上都市の一つがサメの大群で破壊される。
そこで一人の少女が生き残るけど役に立たないです。
一言、二言だけでなんの為にいるのか分かりません。
記念で出演しているとしか思えないほどにいらない。

あとはヒャッハーな海洋族の存在です。
地上なら砂漠でヒャッハーしています。
それがサメをぶっ殺すと勢いよく出る。
人口400人の水上都市から精鋭部隊。
6人だけでサメの大群を迎え撃ちます。
ギャグとしか思えないヒャッハーたち。

あと主人公っぽい資源回収屋。
少女を助けて船に乗せてやる。
「水を飲むか?」と差し出す。
その前に自分が先に飲みます。
お前が口つけたヤツはいらん。
そう思うのは当然だろうけど。
少女は仕方なく水を飲みます。

真面目に作ったゴミ映画ほど退屈なモノはない。
あきしげ

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