これまでに観たことのない映画!
というとちょっと大げさかもしれないけれど、少なくともわたしの映画人生においては、新しい体験ができたふしぎな映画でした。
台湾からの留学生ヤンさんと、なぜかヤンさんだけに見える謎の少女ゆりちゃんを中心に繰り広げられる、いろいろな恋愛と過去の秘密の話。
ヤンさんがこの可憐な外見でまさかの肉食系女子!!見ててすがすがしいね。走り方がおもしろかったのがわざとなのか気になった。
ヤンさんだけじゃなく、想いを寄せる男性と対峙したときに溢れ出る、女性のなんともいえない表情がみんなとても素敵でした。とくに彩子さん。
邦画って独特の沈黙や間とか、ぽつりぽつりとしたセリフ回しとかがあるとおもうのですが、この映画におけるそれがすごく自然に感じられて、よそよそしさとかわざとらしらがないし、かといって深い意味もないし、ていうのが、自分的つぼにすぽっとはまって好きでした。