試写会に当たったため予備知識ゼロで鑑賞。素材はいいのにそれを活かしきれていない何とも残念な作品でした。
原作未読ですが、長い小説を強引に押し込んだのかなという印象を受けます。駆け足で物語が進行します。それでいて、テンポがいいかというとそうでもなく、129分の上映時間がかなり長く感じましたね。。
主演の山田涼介さんも頑張っていたと思いますし、西田敏行さんは本当に素晴らしい演技をされてるんです。
問題は、とにかく演出や見せ方が悪い!
やたらに、ぶった切られて次のシーンに変わるような箇所が多いのも気になりましたし、ここでそんな回想ボイス入れる?とか、なんでそんなイメージカット入れた?みたいな演出上のことで気になる部分が多すぎて物語に入り込めなかったです。
泣ける話のはずなのにまったく泣けず、モヤモヤする気持ちだけが残りました。