「ビールストリートの恋人たち」の原作者がジェームズ・ボールドウィンと知り、そう言えばこのドキュメンタリーを見逃していたなと思い出し鑑賞。
アメリカにおける黒人差別の歴史(1960年代)と、なぜ差別が起こるかを、3人の暗殺された人々の話を挟みながら語られていきます。
3人のうち、マルコムXとキング牧師の話は、映画などもありある程度は知っていましたが、残る1人のエドガー・メナースという方は知らなかったのですが、3人とも30代で暗殺されてるって(^^;;
ニグロは必要だった!?
なぜそうだったかを持論展開するボールドウィン。これが全てではないとしても、説得力あります。
解決するためには、法律や制度を平等にするだけではダメで、差別する側の意識を大きく変えないといけないというのも納得感あります。
これは根が深い^^;
根本のとこでは、やはり漠然とした恐怖と現状への不満の吐け口先というのが大きいと思います。支配者は利用したがるだけに注意しないと、、。
ここのところ、アメリカの人種差別にからむ作品を続けて観てますが、それほど今が危うい状況であるということと考えると気持ちが重くなるばかりです。