私はあなたのニグロではないの作品情報・感想・評価

「私はあなたのニグロではない」に投稿された感想・評価

filmoGAKU

filmoGAKUの感想・評価

5.0
【記録】やっと公開決まりましたね。
324

324の感想・評価

3.8
タイトルが良い。怒りを湛えてクールに闇を語る。作られた対立なのか。ゲイリー・クーパーの層とレイ・チャールズの層という分かりやすい比喩。エンドロールで流れるブラックなラップが最高。
ボールド・ウィン「向き合っても変わらないこともある。だが向き合わずに変わることはない。」。
現実と理想の狭間で身動き取れずにいる労働者は、社会やメディアによってそうさせられてる。向き合う力を失う前に、向き合おないと。それを広げないと。
感想川柳「黒人が 黒人に問う 差別とは」

レンタル店でパッケージ借りでした。(。_。)φ

アメリカの作家で公民権運動家であるジェームズ・ボールドウィンの未完の原稿をもとに、ボールドウィンのテレビでの発言や講義などの映像、映画や音楽の記録映像を交えながら、公民権を得てもなお差別の本質が変わっていない現実を浮き彫りにする…というお話。

いわゆる黒人に対する人種差別を描いた作品です。(゜ロ゜)

マルコムXやキング牧師は知ってますが、メドガー・エバースやジェームズ・ボールドウィンは知りませんでした。(・ε・` )

黒人が出演している映画を例に挙げて、俳優の演技にこういう気持ちが見え隠れするとか、こういう演出が良くないとか、時代背景を投影してると指摘。(゜ロ゜)

白人が黒人に対してどういう立場を望んでいるのか?

そして白人の憎しみは『恐れ』によるものだと。

彼は最前線で戦っていた人だし、自分は差別の当事者でもなければ、あくまで他の国の出来事。(゜_゜)ちょっとレベルが高い作品だったかもしれません。(;・∀・)

ジェームズ・ボールドウィンは誰かに似てると思うんだけどなぁ…(・ε・` )思い出せん。

気になるセリフ
『抑圧された側は何が現実か分からなくなる』『人間は現実に耐えられないのだ。だから実際の経験を再現するより、絵空事を好む。』

んでまず(^_^)/~~
Mashirahe

Mashiraheの感想・評価

3.6
原作者の主張はこの上なく筋が通っているし、なんとなく個人的にはキング牧師の神性に近い信念が透けて見えて良かった
ただ編集があまりにも露悪的というか攻撃的で見ていてゲンナリする
ゲンナリさせる為に編集したんだろうけどこういうのは辛い
そら国民の目を覚ますっていう崇高な動機があるのかもしれないけどさぁ
知らない作家を知ろうと思うきっかけにはなったけど映画としては暗すぎた
笑いどころは原作者が同一視して話題に上がりながらも1秒たりとも登場しないネイティヴアメリカン
もうあそこにはいねーのかな
A

Aの感想・評価

4.3
Film essay
ILC

ILCの感想・評価

-
これを観たところでどうのこうの言える立場ではないって事が観てわかった。
人種問題を考えることは広く社会の問題を考えること、という作品中の提起を考えると対岸の火事では全くなくて。とくに今この国このご時世では。
書籍の映画化ともドキュメンタリーとも違う、書かれた作品をベースに作者の思想をもっと多面的に映画化したっていう感じかなあ。面白い切り口だしこういうのもっと増えたらいいなと思った。
ーニガーに幸せはないー
様々な形で今もなお続く黒人差別の残忍な歴史を描いた映画。
ドキュメンタリーなので映像資料としての鑑賞がベスト。

劇中でふれる無知であることから生まれる差別意識は、人種差別に多少疎い日本人が気にしなくてはいけない点に思えた。

サミュエル兄貴の眠気を誘う最高のナレーションと目が覚める映像のギャップで脳みそ大混乱
繊細で文学そのもの、しかし力強く骨太。地元のブックオフで100円で買ったボールドウィンのジョヴァンニの部屋は、きっと奇跡の出会いだったんだろう。ほかもろもろ再販してほしい。

キネカ大森
>|