私はあなたのニグロではないの作品情報・感想・評価

私はあなたのニグロではない2016年製作の映画)

I AM NOT YOUR NEGRO

上映日:2018年05月12日

製作国:

上映時間:93分

3.8

あらすじ

アメリカ黒人文学を代表する作家、ジェームズ・ボールドウィンの原作を映画化した本作。ボールドウィンの盟友であり、30代の若さで暗殺された公民権運動のリーダー、メドガー・エヴァース、マルコムX、マーティン・ルーサー・キング牧師の生き様を追いながら、60年代の公民権運動から現在のブラック・ライブズ・マターに至るまで、連綿と続くアメリカの人種差別と暗殺の歴史に迫る。

「私はあなたのニグロではない」に投稿された感想・評価

Eriko

Erikoの感想・評価

3.3
negoという言葉は白人が作ったもの。思ったよりオシャレすぎて困った。もっと残虐的な映像がたくさんあると思ったら、黒人が出てる映画のシーンばかり。それと共にメドガー、マルコムX、キング牧師、ジェームズボールドウィンの意見が並べられてた。
わたしは黒人のルックスも、音楽カルチャーも、ファッションセンスも好き。昔と比べてだいぶ黒人が強くアメリカで生きているように思えるけど、それは嘘なんだろうなぁ。ただみんながその問題に直面するのをやめただけて、ひとりひとりの心の中にはまだ根付いてると思う。アメリカに生きて、黒人にならなきゃわからないだろうな。
りょ

りょの感想・評価

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人種差別がどのようにして生まれたか、を生まれて初めて説明された
何か悪いことをしたわけじゃない
ただ恐怖心をどうにかするために虐げられた人々が自由のためにどれだけ困難な道を歩んでいる途中にあるのか、
アメリカにどれだけのレイシストがいたのかがよくわかった

ボールドウィンのすごさ。かっこいい
エンディングの曲も刺さる
ジェームズ・ボールドウィンの見識を通して、アメリカにおける差別の歴史とその本質を浮き彫りにするドキュメンタリー映画の傑作。ハリウッドやテレビが作り上げたアメリカン・ドリーム幻想への見事なカウンターパンチでもあり、鑑賞後には、世界の見方が変わること請け合いだ。差別に限らず、無知や無関心の恐ろしさ、日々の生活ですり減った情熱など、自分自身を見つめ直す良い機会でもあった。また、ケンドリック・ラマーは大好きなので“The Blacker The Berry”も、もちろん聴いたことはあったし、何となく分かった気になっていたが、この映画のエンディングほど強烈に胸に響いたのは初めてだ。ほんの少しだけ彼の本質に触れた気がした。
さぼ

さぼの感想・評価

4.0
公民権運全盛期に、証人として生きることを選んだ人間の話。恥ずかしながらボールドウィンの事はこの映画で初めて知ったが、この生き方を選んだ勇気は尊敬に値する。
観たら何かしら物事への視点が増えるような一本かと。

音楽も編集も良い。映画への言及も多いので映画好きには特にオススメ。
ekikawa

ekikawaの感想・評価

5.0
劇中の無数のフッテージはパンフレットに網羅されています。ボールドウィンの『悪魔が映画をつくった(原題:The devil finds work)』は山田宏一訳でありますが、絶版です。訳者あとがきでは独自の見解は述べられておらず、謝辞にとどまっています。
さち

さちの感想・評価

3.9
なんとなくでしか聞いたことなかった人たち。マルコムX勉強しよう。
あとマーロン・ブランドがこういうのにも関わってたのが驚き。
ほんとドキュメンタリーは勉強なる〜〜。
まつき

まつきの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

<鑑賞直後当時のなぐり書きメモ転記>

・アメリカにおける黒人差別の歴史、60年代公民権運動の壮絶な展開、黒人差別の本質へ切り込んだ話、などが扱われたドキュメンタリー。とにかく内容が濃い。濃すぎる。一度観ただけでは咀嚼しきれない。パンフレットもとにかく濃密。映画の内容が全て文字に起こされてる。

・で、劇中でもちょこちょこと黒人差別の本質が語られていて、頭に残っている言葉もいくつかあるんだけど、軽々しくここに書きたくないというのが正直な気持ち。もっと読んで、もっと観て、黒人のことのみならず、差別というものの本質を、頭だけでなく心で理解できるようになりたい。そして、この作品はその道しるべになってくれるだけの価値があるように感じる。

・今のところ頭に浮かんでいるのは、「自分の弱さの責任転嫁」と、「集合体を支配するため、対立構造を作って扇動する道具のようなもの」、かなぁ。何はともあれ、「共通の特徴を持った特定の集団を強引にカテゴライズして、ステレオタイプとともに負の感情を抱くこと」はいかんなぁと。人間そうやって自分の心の安寧を維持しようとするから。「あの人はきっとああいう人だから何を言われても気にしないんだ!」とか。個人的にあともう一歩踏み込みたいと思ってるのは、「負の感情」「敵意」を抱かないパターンの差別。無意識なやつ。『ゲット・アウト』で描かれてた、「足が速くて羨ましいなぁ!」とか「オバマ支持だったんだよ!」とか(記憶ちょっと曖昧)。ここもうちょっと時間ください〜
y

yの感想・評価

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乏しい想像力で一生懸命考える。未だにこのような映画が作られて評価されることについて。
トランプ政権が台頭して、今年サバービコンをみて、去年ゲットアウトをみて、一昨年ズートピアをみて、その前はストレイトアウタコンプトンをみていた、アメリカに行ったことのない私が、いかに黒人について考えていなかったかを知った。
人間

人間の感想・評価

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2018.08.05@新文芸坐
20180802 KBCシネマ
見て見ぬフリをしたらあっという間に向こう側。象徴的なことに囚われてはいけない。私たちに未来はあるのか。
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