何だろう、この込み上げてくる温かさは。
地球が侵略されるのかもしれないのに、温かさや優しさが詰まった映画で、こんな描き方もあるのだと、感動した。
侵略者と人間が繋がっていく画の連なりのようで、根本的な愛の物語で、ジーンときた。
冒頭から、ゾクゾクする。
手に取ろうとしても、なかなか取れない。相手の気持ちになろうとしても、なかなか理解できない。
イメージしようと努力しても、出来ない。
侵略者が、そんな、人間の概念を奪って、地球を侵略しようとする。
沢山の言葉があるけど、
愛は、概念化出来ない。
愛は地球を救う。
長澤まさみってこんなに、演技上手いんだ
とか、松田龍平の侵略者役がぴったりハマってて。
世界は終わるのかもしれない。それでも一緒に生きたい。
侵略者と人間が一緒にいるうちに、気持ちが繋がっていくようで、伝わるようで。
侵略者役の3人が素晴らしい。
長澤まさみと松田龍平の夫婦も良い。
こんなに息もつかず、映像と音楽にワクワクしたのは久しぶり。
今年邦画ベスト3に入る。