人は概念というガイドが無いと生きて行けない?
「夫婦の物語」と「宇宙人侵略の話」
リアル、アンリアルが交差する。
日常生活の中に「宇宙人侵略」の話が入り込んでくる。
宇宙人が侵略するんですよ、そうなんだ、へえ〜^_^
…そんな感じ。
冒頭から、漂う不気味さ、徐々に感じてくる恐怖はあります
若手二人の何を考えているのかわからない雰囲気が終始漂っており、常に不気味です。中々の名演でした。
ただ、宇宙人だの侵略だのと言われても、そんな"日常に交わるSF映画"の「概念」はない。
何とも言えない気持ち。
スケールの大きな事言われても
感情が追いつかず。
目の前の日常の変化の心配をする。
「"ありえない"はない」と考えると固定概念に囲まれて、大事なことに気が付かない…という事態を防げる?
そんな事を考えてしまいました。
(なんか書いてる途中に混乱してきました^_^)
地球の危機を全く感じない危機
侵略に恐怖するのではなく、日常が変わってしまう恐怖。
そんな中で育まれる夫婦の愛情
不思議な映画でした。
長澤まさみさんの落ち着いた雰囲気良かったです。
この映画は「夫婦の物語」と「宇宙人侵略」の同時上映(笑)ですが、長澤さんは「夫婦の物語」の映画の世界で生きていました。
満島慎之介さん、どんな役かなと思い観てましたが、何とも言えない登場でした。^_^