散歩する侵略者のかよのレビュー・感想・評価

いやはや松田龍平の宇宙人感たるや。これほど松田龍平以外の配役が思いつかない役があるだろうか。
ストーリーは、「概念を奪う」ということがメインモチーフの一つとしてあり、最後はあの概念を奪うのであろうなぁと想像はつくものの、「ある概念を奪われるとどうなるか」というのは興味深くて、もっと掘り下げても良いと思ったくらい。最後には感動もおぼえた。長澤さんは笑顔が素敵な女優さんだけれど、その笑顔を封印した今回もとても良かった。