このレビューはネタバレを含みます
観たい映画が多くて優先順位に迷う今日この頃。これは舞台が原作の映画らしい。
『クリーピー 偽りの隣人』と同じ監督と知ると考え深い。あれは主人公夫婦と隣家という狭い世界の話だったけれど、これはいきなり地球侵略とドでかい世界をぶちあげた。
地球へやってきた宇宙人はどうしてこの三人 (単位はこれでいいのか?) だったのだろう。故郷で選抜があったのだろうか? 想像が膨らむ。
桜井は初めちょっと役割がわからなかったが、サンプルになることを拒否したことで親近感がわいた。途中「サンプルに加えてくれ」と言い出して違和感を覚えたが、その後の「おれが必要なんだろう?」というセリフで抉られたというか、頭ぶん殴られたみたいに親近感がよみがえった。そうだよね、って言いたい。
侵略といえば宗教や細菌なんかが地球を救ったりするが、今回は教会である意味なにも起こらなかったのがちょっと笑えたな。
泣くような感動作ではないけど、すごく大きな作品。映像的にも安心して観ていられる。もう一度観たいな。