ハル

散歩する侵略者のハルのネタバレレビュー・内容・結末

散歩する侵略者(2017年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

高杉真宙くんがただただ美しく、長谷川博己さんとの最期のシーンが耽美で素晴らしい。

松田龍平さんの演技も無垢な感じがかわいくてよかった。

宇宙人は子どものように他人に概念を尋ね奪っていくが、概念を奪われた人たちは解放され自由になっているようにもみえる。愛とは何かの問いに聖句が引用されているが、愛の概念を奪うまで宇宙人は愛を理解できない。それでも、それまでの過程で愛とは何かを少しずつ体現して知り始めていたようにラブホテルでのシーンでは感じられた。
愛の概念を奪われた彼女がどのように他の概念を奪われた人たちと違うのか気になったのと、小泉今日子さんのインパクトが強くていまいち腑に落ちないエンディングだった。
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