QM

散歩する侵略者のQMのレビュー・感想・評価

散歩する侵略者(2017年製作の映画)
3.9
侵略者ってことで宇宙人とか出てきそうだし、日本のSFでしょ?CGとかやばそう、期待はしないでいこうと思ってたらこれは良かった。

不穏なホラーっぽさから急にSFが入って
(血まみれの女子高生が歩いてるバックでトラックがひっくり返ってのタイトルは本当に笑った。)

今回も不穏さや気持ち悪い感じの演出が冴え渡ってて、
松田龍平が倒れてて、そこへ向かう長澤まさみの行く手を遮る草!草!草!
むちゃくちゃ進みにくそうです。
なんだか朱色のうすいセブンイレブンも不可解だ。
光石研のマフラーもうわーーって気持ち悪さがひどい。

最初は概念をうばっていく宇宙人こわいって思ってたけど、映画をミスすめていくとだんだん宇宙人に感情移入して、地球人が正しいと思ってやってることがすごいイケナイコトのように思えてくる、感覚の転換がおもしろい。
そして長谷川ターミネーター。わざとらしいCGよりも演技や展開が気になってしまう。

役者がどの人も上手で、特にやっぱり松田龍平。
もう宇宙人である。宇宙人顔である。
途中走るシーンでそのフォームがむちゃくちゃケムール人だった。
QM

QM