このレビューはネタバレを含みます
シャツなんていいよ何だって!!
と言われた後出てきたおじいちゃんがめちゃくちゃツボにはまってしまい、しばらく笑いが止まらなかった。
何かを取られて涙が出る→呪縛から自由になる、という事だとしたら、
あれ、真治が鳴海から奪ったのって、結局何だったんだろう。愛の定義について考えるのは放棄したいが、やっぱ微妙に違う意味合いの概念を取られたんだと思うんだよなー。だって愛情とか献身を取られたなら真治ほっぽりだして避難するよね...
鳴海が愛したのは侵略者であり真治ではない。そこに何かヒントが...あるのか?
ラストで真治に『これからもそばにいる』って言われることで初めて何かから自由になった、と捉えられるけど、うーん、何だろう...悩んでる間に原作何回でも読めたはずなのにもう5ヶ月たつな、何でだろうな....
でも、終末の安っぽいラブホテルでのやり取りに物凄く心を掴まれてしまい、とにかく好きな映画になった。
いつものヘンテコな雰囲気もなんせ心地良いし...
あのめっちゃ動けるあきら役の恒松さんという人、半端ねえな...これからも動いていってほしい。