SHOKO

散歩する侵略者のSHOKOのネタバレレビュー・内容・結末

散歩する侵略者(2017年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

色んな意味で、とんでもない映画を観てしまった感。

5.0にしたいような、1.0でもあるような。
不気味で怪しい雰囲気に飲み込まれて正常な判断ができない。

全てはラスト5分のためにあって、あのラストがなければ何も残らない映画になってしまうけど、先読みできたとしてもラストの「しんちゃん」の言葉はじんわりくる。

ラストで盗んだ概念の根底は、彼の言葉の通りだと思うから。終始不機嫌で怒っている妻だけど、きちんとその概念を持っていたんだ、と。話を広げるだけ広げたけど、思い返すとただの夫婦再生物語。
あの一言でこんな気持ちにさせるための2時間だった。

概念を盗むという設定がまず面白いし、盗んだ側と盗まれた側の変化を劇中何度も見せられている分、ラストはじんわり。

小笑いできる掛け合いもあったし面白かった。

しかし人には勧められない上に、違和感が気持ち悪いからもう観ないな。笑
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