散歩する侵略者のミャクロッタのレビュー・感想・評価

もはや黒沢清の作品にこちらから何かを求めてはいけないんですね。喋ってる人だけに焦点が合ってるみたいな、周りは誰がいようが何してようが関係ないみたいな、そんな作品。長谷川博己が街の人に訴えかけるシーンが出てくるが、映画全体があのシーンみたいな感じなんだわ。我関せずみたいな。だから観る人もなんか変だなぁとか思ったら負けなんでしょうね。炸裂する爆破コントも見逃せないワンシーン。
2018.9.1.
WOWOW