ある日、謎の3体の宇宙人が地球にやって来る。彼らは既婚者の男や若い男女の外見をしており、地球人と全く見分けがつかない。彼らは地球の侵略を目的としており、人間の概念を奪うことによって地球征服を目論んでいる。やがて、彼らの周りの人間は次第におかしくなっていく。
人間の概念についてけっこう考えさせられた。
いつも当たり前のように考えたり感じたりしていることが突然奪われる喪失感や虚無感が観ていた自分にも感じられた。何かを奪われた人間は途端に泣きながら倒れるんですけど、概念を奪われることはけっこう悲しいことなんだって思いましたよ。
終盤の派手すぎる演出やユルい感じの音楽が印象的。
ラストはどう解釈していいか分からなかった。