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散歩する侵略者のcのレビュー・感想・評価

散歩する侵略者(2017年製作の映画)
2.8
これまでの黒沢清映画、そのあらゆる要素が詰め込まれていて更なる新た味も感じられたけれど、なにかがピンとこない。自分の心にかちんと当てはまらないもどかしさがある。

ただ、思念を奪われた人間の瞳からはらはら涙が落ちるのが、不穏でありながらも、喪ってしまうことへの不可抗力、無力さが言葉無しに感じられ、無性に胸を打たれた。
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