表す言葉はたくさんあるけど、根本の概念って何?とか、この概念がなかったら人ってどうなるの?とか、日常では考えようともしないことに思いを巡らせるきっかけになる映画。
本当に必要な概念にだけ目を向けられたらいいのに、雑念が重なって、よく見えなくなってることが多いなあ。
何がその人をその人たらしめるのか?という命題もあって。哲学。
例えばみかんをもらってありがとうっていう些細なことも、いろんな感情の根本は愛だと映画では結論づけていて、印象的だった。
そして、松田龍平も長谷川博己も、生まれたての子鹿みたいな歩き方が上手すぎる。