sally

スレイブメンのsallyのレビュー・感想・評価

スレイブメン(2016年製作の映画)
2.8
私にとって久しぶりに井口作品だったので、待ちに待ったと言う感じで映画を見てきました。
今回、本作品を作るに当たって制作会社や井口監督などとどう言うやり取りが有って本作品を作ったかは分かりませんが、井口作品として、井口作品を分かっている常連俳優さんも出てこない、主演が男性で、何時もの井口さんとは作風が違う印象があり、見ているこちらもちょっと後半はイライラしたかな・・・
ま、毎度のグロイシーンなどは無くても良いのだが、しかし、毎度、井口さんなりの切り口で笑わせてくれるのですが、全編、笑わそうと思わせるシーンは有っても、あまりツボに来なかったな・・・
私の様な毎度の井口作品を期待している人のは大変に物足りなさを感じる作品になっています。
井口監督自体、路線変更を模索してるのかな・・・
それなら、「電人ザボーガー」の方をもっと一般的に撮った方が良かったと思いますが(私は好きですが)、題材は大変に良いと思いましたが、私のような井口カラーを求めてくる観客には、ちょっと物足りないかな・・・かなり物足りないかな・・・
映画が始まってワクワク感で見ているのですが、まだこないまだこないと言う感じで最後は映画が終わってしまったかな・・・
西村喜廣監督の方が自身の路線をしっかり守って映画を作っているかな・・・
「電人ザボーガー」であれだけの事が出来たのだから、本作品は、井口作品、井口監督のこれまでの作風が好きな人には、薦められないな・・・ちょっと残念・・・・
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