おいちゃん

映画プリキュアドリームスターズ!のおいちゃんのレビュー・感想・評価

4.2
2017年春に始まったばかりの「キラキラ☆プリキュアアラモード」と前年、前々年の「魔法つかいプリキュア」「Go!プリンセスプリキュア」がコラボしたオールスター系列の映画。
オールスター系ですが、出演は直近の三作品のみに絞られている。
キャラの役割がハッキリしたのでこれはいい判断。

プリキュアたちの世界は作画、ゲストキャラクターさくらの世界がCGという住み分けになっているのも珍しい。

総作画監督に中谷友紀子、作画監督に大田和寛を起用した「Go!」スタッフ中心の映画となっており、アクションの見応えがかなりのもの。
大田さんといえばやはりコミカルな表現と細やかでテンポよく見せる気持ちいいアクション作画。
序盤30分あたりのアクションパートはパースの効いた奥行き感のあるアクションからシンプルな殴り合いの作画、複数人で反撃の隙を与えず殴りかかるシチュエーションのテンポが良い作画も全部かっこいい。
全体的に「Go!」先輩が他より物理攻撃に特化してるパワー曲振りしてる感じに演出されてるのも笑った。(プリンセスなのに)(というか全体的にGo先輩のヒロイックなポジションが美味しい)

総作画監督が中谷友紀子という事でキャラは他シリーズのプリキュアもだいぶ「Go!」っぽい目になってますがこれも可愛かったと思う。

CGパートのアクションもカッコいいので、コンテの宮本監督がいい仕事をした。

主題歌の「桜mission〜プリキュアリレーション〜」はかなりカッコいいので劇場で聞けてよかったなぁ。
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