劇場版クレヨンしんちゃん第25作目、25周年ということで豪華でした。
監督は『B級グルメ〜』『オラの引っ越し〜』の橋本昌和。
橋本監督、さては風間くんがお気に入りだな。
今までの劇場版作品の名物キャラ達が至る所でチラッとカメオ出演していて嬉しかったな。
今回はがっつり笑わせに来てるシーンより、さりげないところで笑えるところが多かったです。
宇宙人シリリの顔を見て普通に恐いから最初はメインキャラとして大丈夫かよ…と思ったけど、性格や抱えた悩みなど内面を知るにつれ徐々に可愛く見えてきますね。
それって、この作品でも重要なテーマの１つのだったと思います。
ひょんな事から宇宙人シリリと25歳若返って子供になってしまったヒロシとミサエを含む野原一家（シロもね）のロードムービーでした。
そういえばクレしん映画でロードムービーって久しぶりで懐かしかった。
いくら25周年といっても、それぞれに１つ作品が作れるようなテーマをさすがに色々と詰め込み過ぎじゃないかな、一応最後は良い話風に終わってたけど結局どれが言いたかったの？という感じでどれも薄くなっちゃってたところ、しかし、高橋優がこの作品の為に書き下ろしたエンディング曲の持ち前のメッセージ性の強さでその辺も補完できてました。
