このレビューはネタバレを含みます
久しぶりに映画であんなに泣いた。周りが揃ってあんなに鼻をすする空間は初めてやったし、何より男の人たちもえづくくらい泣いてて、ものすごい空間だった。
結婚決めてすぐにあんな風になって、そばにいたのに思い出してもらえへんのも辛いし、思い出してあげられへん方もものすごい辛いやろうし、いろんなところに感情移入して、ずっと涙が止まらなかった。わたしが知ってる「辛い」って感情なんかじゃ全然足りひんのやろうけど、他にどう表していいのかわからへん、すみません。
別れを告げる場面、ほんまに苦しかったやろうなって、もうなんかどう言葉に表していいのかほんまにわからんくらい苦しくて。車で1人で泣いて、この人ほんまに強いなって思ったし、何より大きな愛情も感じた。そこで勘付いてた母もすごい、愛がいっぱいだった。
いつ思い出すんやろうか?って思ってたけど、そこだけは思ってた展開と違ったけど、それも運命やな、と。
個人的には、エンドロールの出典のところで、尚志さんが中原の姓になってたところにグッと来た。マイさんの家族になったんやなって。お子さんも、もう3歳、人ってすごいな、愛ってすごいなって思いました。
1つ気になったのは、尚志さんのご両親が一切出てこなかったこと。
変に、旬のモデルとかじゃなくて、太鳳ちゃんと佐藤健くんやったから、演技力がーって変なとこに感情行かなくて、とても良かった。
感動、なんて簡単な言葉じゃ表せない映画でした。