夏色ジーン

8年越しの花嫁 奇跡の実話の夏色ジーンのレビュー・感想・評価

8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017年製作の映画)
4.1
感想川柳「真っ直ぐな 想いがあまりに 眩しくて」

予告が気になって観てみました。φ(..)

結婚式を3か月後に控えていた尚志と麻衣。しかし、麻衣が病を発症して昏睡状態になってしまう。尚志は、麻衣の両親からほかの女性を探すように諭されるが、彼女のそばから離れようとせずに回復するのを待ち続ける。その後目を覚ました麻衣は、記憶障害に陥って尚志が誰なのかわからない状態になっていた。ショックに打ちひしがれながらも、毎日のように彼女を訪ねる尚志だが……というお話。


抗NMDA受容体脳炎という難病が描かれていて、クロエ・グレース・モレッツ主演で『彼女が目覚めるその日まで』という映画でもやっていました。( ; ゜Д゜)

いわゆる昔なら『悪魔憑き』で片付けられていた奇病で、幻覚、発作、妄想、記憶障害など『統合失調症』にも似た症状。今作ではすぐ病名が分かったのでまだ良かったですが、『彼女が…』ではそれが分かるまで時間がかかってその過程がキツかった。病気が分かってからは早かったので。そして今作はリハビリ重視でやっているので、婚約者である『尚志』さんもキツかったと思いました。(。´Д⊂)動けず、喋れず、記憶も曖昧で幼児のような状態から向き合っていく。真っ直ぐで優しさの塊みたいな人ですね。

そして『押し付けなんじゃないか?』という不安。こんな切ないことあるんですね(´д`|||)自分なら固執しちゃいそう。

もちろん家族は双方ともツラいです。( TДT)病名が分かるまでは精神病扱いされるツラさに、その後は目覚めるかどうか分からないツラさ、元に戻るか分からないツラさ。

でも二人にはこの先どんな困難があっても乗り越えられるだろうな…( ゜ρ゜ )


クロエ・グレース・モレッツの演技も凄かったですけど、土屋太鳳の演技も相当なものでした。(・・;)


優しさとは何か、愛の偉大さ、素晴らしさを痛感させられます。(;゜∀゜)もしこの二人が離婚したら何も信じられなくなるな(´д`|||)ああ、自分の汚れが浮き彫りになる。(。´Д⊂)

エンディングのback numberの『瞬き』もピッタリ。( TДT)



気になるセリフ
『一番大事なのは絶対治ると信じることです』『君は家族じゃない』


んでまず(^_^)/~~