しょうちゃん

8年越しの花嫁 奇跡の実話のしょうちゃんのレビュー・感想・評価

8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017年製作の映画)
4.0
YouTube動画をきっかけに話題となり、
「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」のタイトルで書籍化もされた実話を、
佐藤健&土屋太鳳の主演で映画化。

主題歌がback numberなんで鑑賞。
フィクションとしても出来すぎな内容なんですが、
本作は実話に基づいた映画だから驚き。
タイトル通り、
麻衣が8年越しの花嫁になるまでが描かれる。
佐藤健演じる“尚志”は土屋太鳳演じる“麻衣”と出会い恋に落ちる。
やがて2人は婚約するが、
結婚式を目前にしたある日、
麻衣は難病に襲われ意識不明となってしまう。
その難病というのは、
「抗NMDA受容体抗体脳炎」というもので、
10代~30代の女性に発症することが多いと言われており、
別名は「エクソシスト病」といい、
映画「エクソシスト」のモデルになった少年も、
この患者だったのではないかと指摘されている。
8年にわたる麻衣の闘病と、
尚志の献身的な介護がメインで描かれてます。
奇跡的に麻衣が目覚めたので、
これで結婚式までリハビリして終わりだと思っていたら、
尚志の記憶だけまるでないという展開にビックリ。
それでもずっと好きでしたと言う尚志。
これは愛の強さが起こした奇跡なんだと思う。
泣けたのは麻衣が携帯のロックを解除して、
尚志が送ってくれていた映像に気がついた瞬間。
エンドロールで流れるback numberの「瞬き」が最高。
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