実話に少し、脚色でしょうか？
どのような状態の彼女を見ても、決してそばを離れることをしなかったヒサシさん。実話だと思うと、マイさんは本当に唯一無二の存在だったのですね。
愛情の深さを感じました。
この二人であれば、例えばの大きな困難も、家族で乗り越えられると思いました。
観る人間へ、愛情はもちろん伝わるのですが、もう一つ、力強さも見せてくれます。
マイさんの心肺停止から日常生活に戻るまでの8年間の頑張りが力強い。待ち続ける家族の折れないケアが心強い。ヒサシさんの悲壮感を感じさせない包容力、手を広げ待ってるよ〜マイおいで〜の気持ちが力強い。
多分、脚色もあると考えて平均評価ですが、役者さん良かったです。
両親役の杉本さんと薬師丸さん。娘を思う気持ちがじんわり伝わってきました。
ヒサシさん役の健くんは、愛情表現が本当に上手。太鳳ちゃん、何あの可愛さ。そして救急外来での迫真の演技も、うまいなーと。
原作者のヒサシさんとマイさんが、この先健康で幸せでありますよう、願わずにはいられません。
