このレビューはネタバレを含みます
荒唐無稽に徹した前2作に比べると、だいぶリアルに寄せてきた印象。それでもツッコミどころは相変わらず満載なシリーズ3作目。
もうね、敵が誰かとか、敵の目的がなんかのとかは最初からバレバレなんだけど、そんなことはこの際どうでもいい!って感じ。なんでそこはそうなるの?とか、それはご都合主義すぎない?とか、聞くだけヤボってもんでしょう。激しい銃撃戦とアクションで全部押し切っちゃう。ここまでくると爽快。
ニック・ノルティが父親役で出てきたのは高得点。あの森の爆破シーンは笑えた。
モーガン・フリーマンが1作目の下院議長から出世して大統領になってるのも感慨深い。てか、いつの間に大統領選が!アーロン・エッカートはどこへ⁉︎
個人的には、なにより奥さん役が大好きなパイパー・ペラーポになったのが一番嬉しい。でもすっかりおばちゃんになっちゃったなぁ。
敵が、かつての戦友だった設定にしては主人公より老けすぎてて、あまり肉体派じゃないおかげで、最後のアクションシーンに説得力が乏しかったのが残念。他にもっと適した俳優はいたんでは。