原作は岩井俊二監督によるドラマで未観です。
中学生の典道と祐介は親友であり、2人とも同級生のなずなのことが好きだった。夏祭りの昼にプールにいたなずなから50m競泳の勝負を挑まれた事から始まる、何度も繰り返す1日を描いた作品。
いわゆるタイムリープもので、まあ、ありがちなストーリー(笑)。
最近のアニメ映画の中では少しインパクト弱いかな。
総監督は新房昭之で、「まどマギ」の人ですね。
アニメ用に色々とイジった痕があるのは、実写ドラマ未観な私にもわかるレベルで、
こういう部分が逆に実写の方が面白かったのかもと思わせます。
キャストは一流どころの声優陣をがっつり揃えた上で、主演を菅田将暉+広瀬すずにしたのは、イヤラしい大人の事情が垣間見えるようで、不愉快な気分になります。
特に俳優としては抜群な菅田将暉も声優としてはやはりイマイチ。
表情や仕草など全身を使って演技する俳優さんと、声だけで表情や仕草すらも表現する声優さんとでは演技の幅も活躍する舞台も違いますよね。
敢えて声優さんを不当に遠ざけるようなキャスティングをするアニメは大っ嫌いです。
ま、そんなことよりもアニメ化に伴い改悪されたように感じてしまうストーリーがかなり気になるので、原作ドラマを見てみたいです。
最近のアニメ映画にありがちですが、
作画等は及第点なのに、
それだけでは名作とは言い難いという事を再認識させてくれるような作品。