【映画のミカタ】
クソ、つまらない、残念などの酷評の嵐で気になったので観てみることにした。
観た結果、傑作だとは思わないがクソでもなく、普通に観れる映画だった。
解釈を委ねるラストであり、説明不足な映画であったため観客ははっきりしないアイマイな表現に戸惑ったからだと思うけど物語を読み解いていく見方はできると思うのでそういうの好きな人には面白い映画だと思う。トンボの視点で二人を映すのと螺旋階段などの映し方とか後半の海でのシーン、ミュージカル、花火などアニメーションならではの表現が面白い。
主人公？のキャスティングは失敗していると個人的には思った。そう思ったのはルーペで写真見てる時に友達が入ってきたシーン。体が揺れて焦ってるようなアニメーションなのに声が全然驚いた時のような声量じゃなくて動きと声のトーンが合っているようには見えなかった。キャラクターが一番良かったのは主人公の友達のユウスケ？彼が一番人間らしいキャラクターでした。
それと登場人物の年齢を原作から変更したのに同じセリフだからかなり違和感がある。着替えのシーン「 16歳に見える？」って小学生が言うから良いのでは？と思った。
個人的な見解はやや怪しい部分もあるがこぞって酷評するような映画ではないと思う。
