とある海辺の街で起こる少年少女の不思議な青春恋愛物語。
夏に夏らしい映画をと思い気になっていた本作品を鑑賞した。
典道のキャラが声のせいかブレている印象を受けた。なずなも然り。
ストーリーは掴みにくいところがあり感情移入するポイントもあまりないのでもやっとぼやっと終わってしまう印象。
眠たくなる。(実際少し寝てしまい巻き戻すはめに)
終わってからきっと何か見落としている背景やメッセージ、そして何らかの伏線があるんだと思い、ネットで誰か知らないが考察がおとしてあったので読んだ。
たしかに映画では一度でそこまで読みとるには難しいことが書かれており、その背景を踏まえてもう一度観ればまた印象は変わるだろう。(もう一度鑑賞しようという気持ちにはなれないが)
タイムリープ系だったら時をかける少女が個人的に最強。
ほかの方のレビューを読んで気づかされたことは、展開でわからない部分に関して僕は絶対の答えを求めてネットで検索し考察を読んだけど、その意味は視聴者一人一人に委ねられていて、その答えに絶対はないということ。
感じたことは十人十色で想像力を働かせて自分で想像して考えるのが映画然り芸術を鑑賞する醍醐味だったこと。
いつのまにかそのことを忘れてしまっていた。
これからは映画を鑑賞する上で想像力を働かせて感じたことを素直に記録していきたいと思う。
初心のようなフレッシュな気持ちにさせてくれたのはこの映画のおかげだ。そういった意味で映画の楽しみ方を思い出させてくれた映画になりました。
