⚪概要とあらすじ
『リップヴァンウィンクルの花嫁』などの岩井俊二によるドラマを基にした、『物語』シリーズなどの新房昭之が総監督を務めたアニメ。
夏休みの登校日。中学生の典道と祐介は、なずなの前で競泳対決をすることに。典道は、競争のさなかに水中で不思議な玉を見つける。一方祐介は競争に勝ち、なずなに花火大会に誘われる。放課後、皆が打ち上げ花火のことで盛り上がっている中、なずなが母の再婚に悩んでいることを知る典道。どうすることもできない自分に典道はもどかしさを感じ、ふいに玉を投げると、なぜか競泳対決の最中に戻っていた...。
⚪キャッチコピーとセリフ
“繰り返す夏休みの1日、何度でも君に恋をする”
｢もしも...｣
⚪感想
主題歌が素敵な作品。
最近のアニメーション作品は映像が綺麗。背景がよりリアルになっている。
ほぼ物語シリーズ。
薄目で見たら主人公2人が阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎ。動きも。
安定のシャフ度で笑う。
キャラデザと会社が同じだからしょうがないか。
物語シリーズは原作も少し読んでいてアニメも好きだったけど西尾維新さんの独特の言い回しと相まってシャフ度やキャラデザが活きているから今作は失敗に近い気が。
｢もしあの時ああしていたら｣的な時間軸を描く作品は好きだけど岩崎俊二監督の方元の作品があまり好きではなかったからかそんなに楽しめなかった。
『君の名は。』と『時をかける少女』の二番煎じ感が強い。
主題歌との組み合わせ、タイムリープ的な展開、軽い青春もの的な。
洋画の吹き替えとは違いアニメの声当ては少しハードルが低いと思うけど菅田将暉さんは結構キツイかな。広瀬すずさんは普通。
2人が喋る度に顔が浮かんでしまうのが辛いし、集中して観られない。神木隆之介さんぐらいの馴染み感が欲しい。
菅田将暉さんは『シャザム』でもやばかった気がするし棒読み強め。
元の作品は元の作品で子どたちが若干棒演技だったけど年代もあったから許せたけどこれは許せん。
芸能人が声を務めても成功している作品はあるけどちゃんとした声優さんを使うべきだと思う。
元は小学生だったけど今作は中学生になってる？
行動が幼稚な割に中学生だからか男の子たちの下ネタが妙に気持ち悪いし、女性のキャラクターは大人びていると言うよりはエロ要素強めで男子の道具みたい。
『君の名は』とか『ペンギン・ハイウェイ』でもあったけど胸関連の弄りとか下ネタはくそキモイのでやめて欲しい。
結構最後に残るのは主題歌が良かったと映像が綺麗だったという2つのみ。
ヒットしていたように見えたけど主題歌がヒットしてたのかな？
平均スコアも2.6となかなかない低さ。
⚪鑑賞
金曜ロードショーで鑑賞。
