Marie

ターシャ・テューダー 静かな水の物語のMarieのレビュー・感想・評価

5.0
絵本作家でガーデナーであるターシャ・テューダーのドキュメンタリー映画。
NHKのドキュメンタリー番組で観たことがある場面が結構入っているが、今まで見たことがないターシャの写真や居心地が良さそうな書斎や洗面台の映像があるし、ターシャの一生がよく分かるので、ターシャ好きの方なら観るべき映画だ(大きなスクリーンで観たかった)。
NHKのTV番組と違って、ナレーションやドラマチックなクラシック音楽が入っていない分、生のターシャを感じる。どちらが好きかは人それぞれだと思うが、私はTV番組も映画もどちらも好きだ。
ターシャ・テューダーのことを知らないけれど忙しすぎてひと息入れたいという方にも、ぜひご覧いただきたい。こんな生き方を知らないのは、もったいないことだから。

個人的なことだが…
ターシャ・テューダーを見ると、祖母を思い出す。ターシャほど穏やかではなかったけれど(笑)、ターシャと同じように、頭にスカーフを巻き、エプロンをしていた祖母。そして同じように花の手入れをし、いつも外で草むしりをしていた。私はその側で駆けずり回り、花や野草を摘んで遊んでいた。
私の家にも、ターシャの庭と同じショウキウツギの木がある。これは祖父が植えたもの。映画の中で、ショウキウツギの下でコーギーとくつろぐターシャが映る。その姿が祖母と重なる。私も「その瞬間を楽しまないと!」と思う。もし生きていたら祖母も、ターシャと同じことを言ってくれるような気がする。