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ターシャ・テューダー 静かな水の物語(2017年製作の映画)

上映日:2017年04月15日

製作国:
  • 日本
  • / 上映時間:105分
    監督
    松谷光絵
    キャスト
    ターシャ・テューダー
    セス・テューダー
    ウィンズロー・テューダー
    エイミー・テューダー
    あらすじ
    米国バーモント州。雪深い山奥にある、18 世紀風の農家コーギコテージがあった。まるで 絵本の世界に迷い込んだようなコテージには、コーギ犬と一緒に暖炉に温まり、絵を描く 1 人の女性がいた。アメリカを代表する絵本作家、ターシャ・テューダー。70 年もの間、現役 で活躍、離婚を経験し女手ひとつで 4 人の子供を育てあげた後は一人暮らしを謳歌した。 「思うとおりに生きてきた」と語るその人生は、決して平坦な道のりではなかった。そんな彼 女の知られざるライフストーリーと、多くの人々を魅了する喜びにあふれた暮らしを映し出す。

    「ターシャ・テューダー 静かな水の物語」に投稿された感想・レビュー

    Eri
    Eriの感想・レビュー
    6日
    4.3
    若いうちに見ておいて良かった。
    ミニシアターで、見ている人はみんなおばあさんおじいさんだったけど、少し恥ずかしかったけど、とりあえず本当に見て良かった。

    なぜ若い時に見るべきか。ターシャテューダーが91歳になって今は天国にいるような生を送っていると言っていたことに全てがある。
    ターシャテューダーは自分が生きたい生を自分で決めてきた。周りに流されず、短い人生だからこそ小さな選択を無駄にしない。壁に当たっても、抱いている夢があるから乗り越えられる。彼女は何度も苦しい時期があった、と言っていた。なんの責任感もない二十代の私は生の苦しみがわからないが、一歩でもターシャのような観念に触れたいと思えた。

    忙しくて何かを忘れている
    スマホみたいな時間を縮めるものでさらに日常をスピードアップさせようとしている私たち。今はまだ無理でも、自分が本当にしたいことを見つけて、それに向かって生きることがなんと美しく周りに幸せを与えられるか。

    あの庭は、ターシャの努力と意思の結晶でもあるのだ。息子や孫、犬たち、虫たち、小鳥、全ての生が彼女の生き様を祝福している。

    大事なことを私の頭と心に刻み込んでくれた。本当にありがとう、ターシャテューダー。
    カフェポタリスト
    カフェポタリストの感想・レビュー
    6日
    3.0
    これは日本映画なんですね。
    好きなものに囲まれて92歳の生涯を終えたターシャ。
    彼女のように生きれれば、と思う。でも自分にはムリ。
    彼女のように、不器用だが一途な生き方に徹しきれない。

    ターシャの家と庭が心地良過ぎて眠ってしまいました 笑

    ひとつの映画作品として見た場合、少しほのぼのし過ぎの感が・・・
    TV編集版だから?
    mimizuku
    mimizukuの感想・レビュー
    2017/04/23
    4.0
    角川シネマ有楽町にて鑑賞

    「人生は短いんだから不幸になっている暇はない」
    華やかな庭の中で生活していた絵本作家ターシャ・テューターさんの言葉です。
    私の人生はずっと幸せだったとも語っています。
    この言葉だけを聞くと何不自由のない生活をしてきたように思えますが、
    彼女の人生は忍耐の連続だったようです。
    行動に移すことを大切にしていた彼女だからこそ、諦めないことが良い結果を産むことが分かっているのでしょうね

    人生は短いという言葉を91歳の方が言うのです。
    私もそのような言葉を言えるような人生を歩んでいきたいものです。
    tosco
    toscoの感想・レビュー
    2017/04/23
    -
    記録
    undo
    undoの感想・レビュー
    2017/04/23
    4.0
    達人の庭に、静かに静かに花が咲く。

    アメリカの絵本作家、ターシャ・テューダーの歩みと、スローライフを貫いた彼女の人生を振り返るドキュメンタリー。

    主役のターシャをはじめ、登場人物は彼女の家族や友人などで、全員アメリカ人。舞台もバーモント州にある彼女の自宅。
    しかし、本作はなんと角川映画。監督も日本人。
    エンドロール見るまで気づかなかったよ。

    本作では、彼女のとても魅力的なライフスタイルと生涯が紹介される。
    一言でいうと「スローライフ」という言葉から連想する、心豊かな生活の真髄を実践していた方、という印象。

    本作撮影時に91歳の誕生日を迎えた彼女は、1915年生まれ。イングリッド・バーグマンやフランク・シナトラなんかと同い年。
    第一次世界大戦の戦火が拡大し、日本軍は中国への干渉を進めている時期。

    大都市ボストンに生まれた彼女は、写実的な肖像画家であった母親から絵の才能を、設計技師であった父親から手先の器用さや創造性を見事に受け継いだ。
    母親は、愛らしい容姿の持ち主でもあった彼女を、華やかな社交界にデビューさせたかったが、彼女が選んだのは、農場で牛を飼い、好きな絵を描いて過ごすような生活だった。
    両親の離婚も契機となり、彼女は、母親の知人宅で実際にそういう生活を始めることになる。その時、なんと9歳。
    彼女の、自然を愛し、絵を愛し、足りないものは自分で作る、優しくも力強い、生命力に満ち溢れた生活はこの時から始まることになる。

    ここでは省略するけど、彼女の生涯について絵本や彼女の創作物(いろんなモノを自分で作る)を通して知ることができる。

    彼女が終の住処として選んだバーモント州の自宅には、素敵な庭がある。
    色とりどりの草花が咲き乱れ、世界中のガーデナーからも注目を集めたこの庭は、荒れ地に彼女が種をまき、約30年をかけて1人で愛情を注いで作り上げたものだ。
    自分の作りたい、さまざまな物を作ってきた彼女の集大成ともいえるもので、本作の大きな見どころといえるだろう。

    そして本作は、コーギー犬映画でもある。
    彼女の絵本の代表作『コーギービル』シリーズに多数登場するように、彼女はコーギー犬が大好き(同時に13頭飼っていたこともあるとか)で、本作にも彼女が飼っているコーギー犬が画面狭しと映りまくる。めんこい。

    客観的にみると、彼女は苦労していたように思える。絵本を書いて、あまり働かない夫と、4人の子供たちを養い、育てながら農作業もしていた。しかし、彼女はすべてが幸せだったと語る。
    当時はキツかったけど、後から振り返れば幸せ。というのではなく、当時も楽しかったのだという。

    そう、彼女の偉大さは常にポジティブであり続けたことだと思う。
    現代に生きる私たちは、お金のかかった、凝った娯楽を楽しんで、満足することも多い。
    その満足度と、そういうものがない時代に、鳥の鳴き声を聞いたり、美しい自然の風景を見て楽しんだりしていた人たちとのそれに差はないのかもしれない。

    人生の達人というフレーズには、多少使い古された感はあるけれど、全てをポジティブにとらえ、幸せの内にその生涯を終えた、ターシャ・テューダーにこそ、その称号を送りたい。
    KenKobayashi
    KenKobayashiの感想・レビュー
    2017/04/23
    5.0
    暮らし方は真似できないけど、生き方は学びたい。
    chiakia
    chiakiaの感想・レビュー
    2017/04/23
    3.8
     鈴木ゆかりプロデューサーと松谷光絵監督の10年間にわたる取材の集大成ともいうべき作品。ターシャ・テューダーという見るからに素敵なおばあちゃんについては、アイコニックなイメージしか知らなかったけれど、これまでのNHKでの放映とは違って大画面でデジタルリマスターによる鮮明な画像でターシャの世界を垣間見ることができた。

     肖像画家だった母親から受け継いだ絵本作家、挿絵画家という一面は、ターシャの自己表現であると同時に、夫が去った後に4人の子どもを育てる生計の道でもあった。とはいえ、10代から農業を天職とした彼女にとっては、庭作りも四季折々の自然の恵みを活かすシンプル・ライフも自己表現の一環だっただろう。

     ターシャの祖先は初代大統領ワシントンの親友で、エマソンやソロー、マーク・トウェインらとも交流があったというボストンの名家の生まれ。またターシャの長男セスは大学卒業後、教師をしていたが、木工・建築を学んで大工になり、自宅と工房、さらに母ターシャの希望で18世紀の農家を模した「古く見える新しい家」を独りで建てている。

     よきアメリカ精神を女性ながらに、いや、女性ならではのかたちで体現した一生だったと言えるのかもしれない。

     
    桜子
    桜子の感想・レビュー
    2017/04/22
    4.2
    大好きなターシャの映画🌸ガーデニング🌹もターシャも好きな母と一緒に観に行きました。
    色とりどりの花が咲き誇る素晴らしい庭🌷大きなスクリーンで観ると、現実で庭の片隅から眺めているかの様な気分になり感動でいっぱいでした✨時々、ちょっとぽっちゃりの愛らしいコーギーの可愛い顔が写って「可愛い過ぎる😍」と叫ばずにはいられない位凄く可愛かった💕
    日々自分の心に問いかけ、ひとつひとつ人生の選択をしながらそれらを積み重ねて自分の幸せを作り上げて行く。その為には常に勉強や努力を惜しまない。1度しかない短い人生だからと自分の道を強く真っ直ぐ生きたターシャ。尊敬する素敵な生き方✨
    母は50年振り位の映画観賞だった様で「人混み大丈夫か不安だったけれど、もう入り込んで観ていたから、心配もいつの間にか忘れて、凄く感動した❗本当に良かったね」と。良かった💕
    ERI
    ERIの感想・レビュー
    2017/04/22
    4.0
    映画を見ている間の時間は、ターシャと一緒にバーモントのお家に招待されているような気持ちになりました。

    2015年で生誕100年。2008年に92歳で亡くなるまで自分の人生を愛し、暮らしを愛し、家族を愛し、生きることを存分に味わった人。

    4人の子供たちや、その孫。家族がまた新しく結ばれた伴侶までも、豊かな時間はつながっていく。

    劇中に出でくるエイミーの横顔が、いつかのターシャみたいに目がキラキラしててそんなエンディングにまた勇気をもらう。

    ターシャが90歳をすぎても、キュートでたくさんのことを教えてくれます。