半径数百メートルのやさしいアニメでした。
とあるきっかけで、女子高生達がミニFMでラジオ放送をすることになります。
ミニFMってのがあるのを初めて知りました。
なにげに、主人公の声に対して結構賛否があるみたいですね、個人的にはこの声一発で性格と映画の雰囲気がバッと伝わる感じが良かったんですが。
オリジナルソングを皆で歌うというこの作品で1番盛り上がるシーン、それ自体はとても感動的ではありますが、歌が作品から浮いてみえてちょっと冷めてしまった、それまで丁寧に描いていただけに彼女達から出てくる歌にはどうしても思えなかったです。
色々とこの作品の物語以上のものが無駄にちらついてノイズになってしまいました。
しかし、半径数百メートルの日常のなかで言葉を大事にしていたからこそ起きた奇跡は暖かいものでした。